【農家のばあちゃんに教えたい】アボカド 栄養 カロリー 切り方 食べ頃見分け方

おいしいアボカドの選び方 果物の選び方
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 他とは一線を画す食材「アボカド」。

 今やどこのスーパーにも見られますが、名前も「アボカド」なのか「アボガド」なのかと考えちゃったり、買うのはいいもののいつ食べたらいいんだ?と悩んじゃったりしませんか?

 ばあちゃんは食べたことがないらしいです。

 そんな謎多きアボカドについて調べました。

 ちなみに英語で「avocado」なので「アボカド」が正解です。

アボカド 旬

 1年中スーパーに置いてあるイメージのアボカド。

 一番多いメキシコからの輸入は通年で行われているため旬がない=いつでも旬ってことですね。

 ただ春から夏にかけては輸入量が多いため安くなり、夏以降はサイズが小さくなります。

 寒さに弱いアボカドですが、近年温暖化の影響から日本国内でも栽培されています。

 国内産は10月~1月が旬です。

 しかし圧倒的に数が少ないため、なかなかお目にかかれないのが残念。

アボカド 栄養

脂質

 脂質が高いと良くなさそうですが、アボカドの脂質は「不飽和脂肪酸」です。

 体内で生成ができないため、摂取して補う必要があります。

 悪玉コレステロールを下げる働きがあり、高血圧や動脈硬化など生活習慣病の予防が期待されます。

カリウム

 浸透圧を調整し、ナトリウム(塩分)を排出する働きがあります。

 むくみを予防し、解消してくれます。

マグネシウム

 カルシウムと同様骨や歯には欠かせない栄養です。

 筋肉を弛緩する働きがあるので、マグネシウムが不足すると高血圧の原因の1つになるです。

 また、神経の興奮を抑制し、正常に保つ働きもあるので精神安定効果があります。

アボカド カロリー

 「森のバター」といわれ脂質も高いことからカロリーもありそうなイメージ。

 100gあたり176kalです。

 食べられる部分で見ると150g前後といったところでしょうか。

 そうすると1個264kcalくらいです。

 ごはんお茶碗1杯分と同じくらいです。

アボカド 食べごろ いつ?

 アボカドを食べようと切ってみたら硬かった!あれ?中の色が黒い?なんてことありませんか?

濃い緑色

 鮮やかな緑色から熟するにつれ濃くなる緑が食べごろのサイン。

 真っ黒になると完熟の先にいってしまっているので注意してください。

ヘタが凹んでいるorグラグラする

 熟すると中の水分が抜けてきます。

 水分が減るにつれてヘタが凹んできたり、グラグラとしてきたりします。

弾力がある

 やわらかいものは熟しすぎです。

 硬さの好みって人それぞれですので自分好みを見極めてください。

アボカド 切り方

 アボカドの特徴といえば大きな種。

 まずは縦半分に切り込みを入れてねじります。

 大きな種が現れるので包丁の「あご」部分でその種に差し込みます。

 包丁をねじって上にあげれば種が取れます。

 この方法が一般的ですが、結構怖い。

 特に包丁に刺さった種を取る時が。

 スプーンでも取れるので慣れないうちはこちらの方がよさそうです。

アボカド 保存方法

 アボカドを半分だけ使う場合は種を残してラップに包んで冷蔵庫へ。

 この時レモン汁をかけておくと変色が防げます。

 追熟をさせたい場合はりんごと一緒に置いておくと、エチレンガスにより追熟が促進されます。

 冷凍保存も可能です。

 食べたいサイズに切ってフリーザーバッグに入れて冷凍してください。

 そのまま食べても、カルフォルニアロール、ハンバーガー、パスタにも合うアボカドは果物。

 アボカドミルクも美味しいだなんて、栄養満点で万能なアボカドは面白い食材です。

 スーパーでも冷凍で売られているので手軽に食べられるようになりました。

 アレンジはまだまだできそうな食材ですね。

国産アボカド食べてみたい!!

参考資料

文部科学省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)

厚生労働省 e-ヘルスネット