疲れたとき、夏バテしたときに思いつくのがにんにく!
食べるとちょっとの量でも元気になった気がしませんか?
今は、チューブや瓶詰でも売られていて手軽に食べられますよね。
あの小さな1個で不思議なパワーを持つにんにく。
ばあちゃんは育てたにんにくを、ついこの間せっせと掘り起こしていました。
そうなんです!今から夏に向けて旬を迎えるにんにくについて、学んでいきましょう♪
夏の暑さや疲れに負けないために、にんにくを上手に取り入れてみましょう。
ロリポップ公式サイト【にんにく】収穫時期はいつ?旬は?
にんにくの収穫時期は、5月~6月です。
秋に植えるにんにくは4月になるとぐんと大きくなり、葉っぱが枯れ始めたら収穫のタイミング!
にんにくは、湿気に弱いので梅雨のジメジメ前には収穫を終えたいものです。
にんにくが植わっているところ見たことありますか?
実は、にんにくを植えるときって方向があるんです。
芽が出るのは尖っている方なんですよ。
尖っている方を上にして、同じ向きになるようにして植えるんです。
もしにんにく畑を見る機会があったら、じっくり芽の方向を見てくださいね。
千葉県から無農薬の野菜を産地直送【にんにく】どのような効果がある?栄養は?
上記のようなイメージがありますよね。
昔から農作業や戦いの前に、にんにくを摂ることで勇気を奮い起こし持久力を高めようとする人々がいたほどなんですよ。
にんにくにはどんな栄養があるのか、知りたくなりますね。
にんにくに含まれる代表的な3つの栄養を見ていきましょう!
【にんにくの栄養】ビタミンB1
ビタミンB1は、炭水化物からエネルギーを生成する際に必要な栄養素であり、エネルギー代謝に不可欠な役割を果たします。
ビタミンB1は、特に疲労回復や体力増強に効果的です。
疲れた体をリフレッシュさせるためには、エネルギーの生成がスムーズに行われることが重要です。
ビタミンB1は、食べ物から摂取した糖質をエネルギーに変える際に必要な酵素の働きを助け、疲労を軽減し、体の元気を取り戻すのに役立ちます。
また、ビタミンB1は神経系の正常な機能を維持するためにも重要です。
ストレスや疲れが溜まると、神経系の働きが鈍くなり、集中力や記憶力が低下することがあります。
ビタミンB1は神経伝達物質の合成を助け、神経系の正常な機能を保つのに役立ちますよ。
【にんにくの栄養】ビタミンB6
ビタミンB6は、タンパク質や糖質の代謝をサポートし、エネルギーを生成するために必要な酵素の働きを活性化します。
さらに、神経伝達物質の合成にも関与し、神経系の正常な機能維持に寄与します。
ほかにも、疲労回復やストレス対策にも役立ちます。
ストレスや疲労がたまると、体内のビタミンB6の消費量も増える傾向がありますが、にんにくを摂取することでビタミンB6の補給ができます。
また、ビタミンB6は血液中のホモシステイン濃度を下げる働きもあり、心血管の健康維持にも関与しています。
その他にも、ビタミンB6は免疫機能の強化や貧血の予防にも効果があります。
【にんにくの栄養】アリシン
にんにくの主要な栄養素の一つであるアリシンは、にんにくの特徴的な匂いや味わいの元となる成分です。
アリシンは、にんにくを損傷したときや切ったときに酵素として生成されます。
にんにくの強い抗菌作用や抗酸化作用の主要な要素でもあるです。
アリシンは加熱によって壊れやすく、加熱調理するとその効果が低下してしまいます。
そのため、生の状態で摂取することが効果的です。
生にんにくや刻みにんにくを摂取することで、アリシンを効果的に摂取できますよ。
【にんにく】選び方で失敗しないコツ
にんにくってどれも白くて同じように見えますよね。
にんにくをスーパーで購入する際は3つのポイントを見てください。
小さいものも丸ごと揚げにするには火が通りやすくていいです。
【にんにく】保存する際の注意点
食べると元気になれるにんにくですが、湿気に弱いんです。
カビが生えてしまうんですよ。
なので、風通しのいい場所で吊るすのが1番いいです。
ここで1つおすすめの保存方法を紹介します!
ただし、にんにくにはいい保存方法ですが、香りが庭中に広がってしまうのが難点なのでご注意くださいね。
【にんにく】切るときのコツと注意点
にんにくは薬味や風味付けとして料理にアクセントを与えてくれますよね。
みじん切りにすると、にんにくの風味がより均一に広がり、料理全体に香りが加わります。
特に炒め物や煮込み料理に向いています。
薄切りにすると、にんにくの風味がより強くなり、食感も楽しむことができます。
スライスしたにんにくはオリーブオイルで揚げてカリッと焼くと、香ばしさが増しておいしいんですよね。
またにんにくをつぶすと、独特の風味が強調され、料理に深い味わいになります。
ひと手間ですが、にんにくの芯を取り除くとより風味がよくなりますよ。
にんにくを食べすぎると健康に悪影響がある?
にんにくを食べて疲れが飛んで元気になるのなら、いっぱい食べたいですよね。
しかし、にんにくを食べすぎると腹痛や胃痛、下痢嘔吐などを引き起こす可能性があります。
原因はアリシンによるものです。
アリシンは刺激が強く胃を荒らしたり、腸内細菌を(善玉菌まで!)やっつけちゃったりするのです。
元気になりたいのに逆に食べ過ぎて胃腸に負担がかかってしまうのは元も子もない
生のにんにくは1日1~2片に、加熱の場合でも2~3片に抑えましょう。
まとめ:【2月29日はにんにくの日!】にんにくの切り方や保存方法、食べ過ぎはよくない理由とは?
今回は、にんにくについて調査しました。
- 【にんにく】旬は5月から6月!
- 【にんにく】においはアリシン!
- 【にんにく】粒が大きくてふっくらしているものがいい!
- 【にんにく】保存する際は風通しのいいところで!
- にんにくを食べすぎると胃腸に負担になる!
元気がない時やスタミナをつけたい時には、適量のにんにくを摂取することで、パワーアップすることができます。
しかし、食べ過ぎには注意です。
バランスの取れた食事と適度な運動とともに、にんにくを食べて健康的な生活を送りましょう。
参考資料
文部科学省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト