【農家のばあちゃん直伝】みょうが 栄養 選び方 切り方 保存方法 茗荷谷って?

野菜の選び方
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 みょうがは香りがさやかでスッキリさせてくる夏にぴったりな食材。

 シャキシャキっとした食感とすっきり爽快な風味は、年を重ねるにつれ美味しさを感じるのではないでしょうか。

ハイ、私そのうちの1人です。

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みょうが 種類

 みょうがには「花ミョウガ」と「ミョウガダケ」の2種類あります。

花ミョウガ

 多くのスーパーに並んでいるみょうがは「花ミョウガ」です。

 名前に花とつきますが、花ではなく、つぼみ(花蕾)。

 ブロッコリーと同じくつぼみを食べているんですね。

ミョウガダケ

 「偽茎」と呼ばれる葉の根元が重なって茎のようになったもの。

 そして赤くなるのを防ぐために日光に当たらないよう土を盛るなどして栽培したものが「ミョウガダケ」です。

みょうが 旬

 ハウス栽培されているものがあるため1年中見かけるみょうが。

 旬は6月~10月です。

 暑い夏の食欲が落ちる時期にはピッタリ。

 スーパーで売れてているみょうがってなぜ黒いトレイなんでしょうか・・・。

みょうが 栄養

α-ピネン

 みょうがのさわやかな香りの成分です。

 食欲増進や発汗作用など暑い季節に欲しい作用をしてくれます。

カリウム

 塩分(ナトリウム)の取り過ぎを調整してくれる働きがあります。

 高血圧を防ぐ効果が期待されます。

 また、むくみを予防し、また解消してくれます。

マグネシウム

 カルシウムと同様骨や歯には欠かせない栄養です。

 筋肉を弛緩する働きがあるので、マグネシウムが不足すると高血圧の原因の1つになるです。

 また、神経の興奮を抑制し、正常に保つ働きもあるので精神安定効果があります。

みょうが 選び方

花ミョウガ
  •  丸くて開きすぎておらず、しまっているもの
  •  色が鮮やかでハリがあるもの
ミョウガダケ
  •  切り口が白いもの
  •  ハリがあるもの
  •  みずみずしいも

みょうが 洗い方

 水につけて置いておく→その後流水で残っている土や汚れを落とす。

 基本的には全部食べられるのですが、皮がかたかったり汚れが気になったりした場合はその部分は取り除きましょう。

 ばあちゃんはたらいにつけていました。

 たらいの中一面みょうがでした。

みょうが 切り方

 α-ピネンを生かすには生が1番。

 食べる直前に切ると香りが最大限引き出されます。

 根元落としてから千切り、輪切りにしてください。

みょうが 保存方法

 みょうがは傷みやすいので冷蔵だと2,3日が目安。

 冷凍ですと長期に保存ができるのでおすすめです。

 我が家では

① 洗って1つ1つラップしてフリーザーバッグに入れる

② 輪切りにしたものをフリーザーバッグに入れる

 の2種類を冷凍しています。

 しょうがの代わりに冷ややっこやスープにササっと入れられるので重宝しています。

みょうが 茗荷谷駅 由来

 東京メトロ丸の内線「茗荷谷駅」として名前が残っている茗荷谷町。

 現在の東京都文京区にあった町でした。

 茗荷谷町の由来はその名の通り、みょうが畑が広がっていたためつけられました。

 東京でみょうがが取れていたとは!!

 難読漢字駅でも知られる「茗荷谷駅」は由来を覚えておくと一緒に覚えられそうですね。